島田城に行ってきた話 | ノラのボソリ帳

おはようございますトヨクニです。今回は愛知県名古屋市に存在していたとされる島田城（しまだじょう）について書いてみようと思いますよ。ここに訪問したのは何年前だったか？スイフトに乗っていた頃なんでたぶん数年以上前なんだろうな。

現地案内板やサイトの情報によると、築城されたのは室町時代初期の頃で尾張国の守護であった斯波高経という者が築城させたという。その当時は鎌倉街道と呼ばれる道路がこの辺りを通っていたらしく島田城が在った場所はその要所でもあるのだそうな。室町時代末期（天正年間）になると斯波氏の一族である牧氏が城代を勤めていたようだが廃城年などそれ以外の詳細は不明である。現在は島田城に関する案内板と隣にある丘の上に牧神社の祠が建っているのみである。

ネットで調べてみると意外にもwikiに島田城に関する記載があったな。そこには同じく牧氏が築いたとされる小林城というのがあり、その支城的役割として存在していたのだそうな。小林城の事を調べてみたら名古屋市中区に在ったようで島田城（名古屋市天白区）まではかなり距離はあるみたいなのだが・・・実際はどんな立ち位置だったのだろうか？

周辺は閑静な住宅地で近くの路地に停めさせてもらい散策した。城の辺りだけが小高い丘になっており土塁の一部かと思っていたがちょっと分からない。城の入り口？の辺りに案内板が建っている、まだ新しそうなので比較的最近に立てられたようだ。それによると「尾張志」と呼ばれる江戸時代の書物に島田城に関する記述があるらしく、城主の一人に牧虎蔵という者がいるようなのだがどんな人物なのかは不明。